私たちは現在平和な日本で暮らしていますが
世界では絶え間ない紛争の中で生活をせざるをえない方々がいます。
またそのような方々の生活を支援する方々もいます。
今日のテーマは
「国境なき医師団の活動状況及び遺贈寄付の状況」
講師は国境なき医師団日本の園田様と荻野様です。
園田様は、ニュースでもたびたび目にする南スーダン、コンゴ民主共和国の紛争地帯で
予防接種支援、各種啓発活動など多くの活動をされました。
南スーダンの方々は衛生状態などが大変厳しい難民キャンプでの生活を強いられ
敵からの攻撃がある場合は、歩いて運べる家財だけを持って移動する場面も
目にしたとのことです。
コンゴ民主共和国では性暴力が深刻な状況で、少数ながら男性の被害者もいる
とのことです。
特に過酷なことは、被害にあった方が悪い、との偏見が現地で広まっていて
一度でも被害にあってしまうと所属する社会から追放されてしまう、とのことです。
被害者は森の茂みなど人気のないところで被害にあうことが多いそうですが
毎日の生活や労働のため、そのような場所を通らざるをえないとのことで
被害者の自己責任ではないように感じられました。
被害者の心と体を守るため
園田様はこのような偏見との闘いもされてきたそうです。
このようにどんなに辛く、苦しい状況であっても、そこには笑いや笑顔があるとのことで
園田様も多くの笑顔に励まされ、今後もこのような弱い立場にある方々を支援していきます
とのことでした。
国境なき医師団日本では実際に活動していただけるスタッフを募集中です。
「医師団」という組織名称から、医師でないと参加できないような印象がありますが
実際は活動地では医師以外のスタッフの方が多く、日本からも多くのスタッフが活動しています。
荻野様からは遺贈寄付の状況についてのお話しがあり
資金面で活動をサポートいただける方々も募集されています。
組織の中立性・独立性・公平性を維持することが支援活動に大変重要で
政府資金でなく民間資金が大変重要とのことです。
現在98%の資金が民間からの寄付金となっていて
特に遺贈寄付については、ほぼ毎日、複数のお問い合わせがあるそうで
お問い合わせ件数、寄付金額ともに年々増加しています。
今月の花束贈呈は1名で、いつものように皆様の笑顔の中での贈呈となりました。
弱い立場の方々への支援の大切さ、そしてどんな状況にあっても笑顔がとても大事
ということを強く感じた夜でした。
国境なき医師団













